2011/04/30

怒涛の1週間(4/28)

人材・組織マネジメントの研究 全日制/木曜5限

全日制の人材・組織マネジメント系ゼミです。
夜間と同じく、杉浦先生のゼミ。

ただし違うのは「英語による運営」ということ。
15名程度のうち、いわゆる日本生まれの日本育ちは2、3人しかおらず
留学生が和気あいあいと盛り上げっている様子に、
こちらは何を言っているのか必死で食らいついていく感じでした(笑)。

今期で最も緊張する科目となりそうです。
虎穴に入らずんば虎児を得ず、と言いますし
英語不足を克服するいい機会としたいと思います。


グローバルリーダー特論 夜間主/木曜7、8限(前半)

ディスカッション主体、課題ガッツリの科目。
先生もエッジが効いていて、僕は好きです。

谷口真美先生
https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/76/

初回は自身のリーダー適性を測るための受験料1万円のアセスメントを受けました。
(リクルートマネジメントソリューションズと共同開発したそうです)

これまたガッツリついていこうと思います。

怒涛の1週間(4/27)

水曜は盛りだくさん。授業だけで言えば一番忙しい曜日です。
(全部は受講できないので何科目か絞ることにします)


ネゴシエーション技法 全日制/水曜1限

受講しようかと考えている、唯一の1限科目です。

ロジカル・シンキングに並ぶ、ロープレ系の科目。
ロープレを通じたケーススタディを通じて、
交渉の基本的なフレームワークを理解するとともに、
交渉における重要な考え方、異文化コミュニケーションを習得するとのこと。
なんと土曜夜〜日曜朝までのネゴ・ロープレ合宿などもあります。

また、「アイデアノート」を受講中は日常的につけよ!との指示があり、
「イケてると感じた商品・サービス」
「イケてないと感じた商品・サービス」
をそれぞれ理由とともに書き留めていくという課題が課されました。

ネゴにどう役立つかは分かりませんが(先生に聞けば良かった)、
とりあえずやってみたいと思います。


管理会計 全日制/水曜2限

苦手としているカネ系科目。克服していきたいですね。
(厳密に言うと、ほとんど勉強していないので「習得していきたいですね」)

「管理会計」「財務会計」「アカウンティング」「ファイナンス」
それぞれの関係性もよく理解できていないので、これを機に立ち向かいたいところ。

ちなみに、夜間で秋学期に受講すればコア科目の単位となるので
受講タイミングは要検討ですね。


マーケティング・リサーチ 全日制/金曜4限

リサーチ会社の社員の方が講師を務められる科目。

ゴールは
■リサーチユーザーとして、リサーチ会社への発注、結果を活用する為の
基礎知識が身につく、調査研究の設計を行えるようになる
と実務をモロ想定。

具体的には
■リサーチが有用な局面・課題を理解し、それぞれの場合に最適な手法を選べるようになる
■リサーチのステップに沿って、リサーチの基礎とそれに必要な統計の基礎を理解する
■主要なマーケティング課題・テーマごとに有用なリサーチとその使い方を理解する
とのこと。

配布されるパワポ資料が分かりやすくできていて、
おそらく社内のリサーチャー向け導入研修の内容などを
多分に含んでいる感がありました。

逆に言えば、他の人からパワポ資料をもらえればある程度の内容は分かるので、
受講するかどうか?は考えどころです。ディスカッションも少なさそうなので。


ベンチャー企業の株式上場 全日制/水曜5限

目からウロコの授業でした。
受講者一同、大絶賛。

科目名からすると上場の方法論のような印象を受けますが、
とりあえず第1回目は「企業論/企業の存在理由」について先生が語られていました。

ちなみに、先生は長友英資先生。
東証の常務取締役・最高自主規制責任者(CSRO)ののち、
現在は、三菱商事、オムロンなどの社外監査役をお務めです。

ブログ
http://enassociates.jugem.jp/

印象をそのまま言うと
「骨太で言うべきこと言うカッコイイおっさん」といった感じでしょうか。
とりあえず授業が終わるまでに一度、先生を囲んで飲んでみたいと思います。


マーケティング 夜間主/水曜7、8限(前半)

いわゆるマーケです。
マーケの基礎を学ぶべく、オーソドックスな内容とお見受けしました。

始めの何週間で理論をざっと通し、残り数週はケーススタディが続くようです。
がんばります。

怒涛の1週間(4/26)

サービス・マネジメント 全日制/火曜4限

MercerやHayでアジア代表をお務めであった
大滝令嗣先生の科目です。

様々なサービスジネスを分析する

サービスモデル、質と効率の管理、スタッフの管理などの
サービスマネジメントの基本を習得

今後、顧客を中心に据えサービスと製品を融合することにより
高付加価値を生み出すための様々なアプローチについて学習する
という主旨の科目です。


デジタル時代の経営戦略 全日制/火曜7限

WBSのディレクターである根来先生をはじめとして
4人の教授の講義が受けられる科目。

比較的近しいと言われている金曜8限「ビジネスモデル研究」との重複感・
課題量(この科目も重いが「ビジネスモデル研究」の方がもっと重い)などを考え、
僕は「ビジネスモデル研究」の方に専念しようかと思います。

怒涛の1週間(4/25)

僕は夜間主MBAプログラムの所属ですが、
■現在、離職中(10月の会社設立に向けて準備中)
■夜間MBAでも、全日制の開講科目も受講できる
■全日制の中も面白そうな科目が盛りだくさん
のため、全日制科目をいくつかを受講します。

とは言うものの、受講科目数の制限もあるので
第1週はなるべく多くの科目に顔を出して
自分が受講すべき科目を選別中。


ロジカル・シンキング 全日制/月曜3、4限(前半)

通常は1コマ90分×15週で2単位となるのですが、
中にはこのように1コマ180分×前半7or8週で終了という
科目もいくつかあります。

この科目では実践的思考力として重要になる
「洞察力」「知的瞬発力」を向上させるため、
毎回瞬発力トレーニングを行うなど、
ガンガン考えさせる&ガンガン話させるというスタンス。

まずは登壇してトークしたい人に挙手させ、
以下のようなテーマを登壇した後に発表し、語らせます。
「菅総理のリーダーシップについて思うところを述べよ?」
「AKB48の賞味期限はいつまでか?」など。

昼下がりの授業ですが、眠くなりそうにないですね。


戦略的人材組織マネジメント 全日制/月曜7限

ケーススタディ型の科目です。

この科目の到達目標は以下の通り。
■企業経営における人材組織マネジメントの戦略的役割についての理解
■人材組織マネジメントにおけるハード・ソフト面の関係についての動態的な視点の習得
■人材組織マネジメントを構成する各要素間の関係についての構造的理解
■人材と組織を通じた持続的競争優位性を確立するための視座の獲得
■人材組織に関わる問題を発見分析し、解決策を提示する力の養成

予習復習にパワーがかかりそうですが、ガッツリいきます。

怒涛の1週間(4/24)

MBAスクール交流会

僕が発起人である「MBA-C(ハイフン・シー)」という団体主催で
第2回MBAスクール交流会を実施しました。

概要は以下の通りです。
http://www.mba-c.net/活動内容-活動報告/2-mbaスクール大交流会/

今回のテーマは「MBAと、学び」。
参加者は前回同様およそ60名。

講演ゲストにライフネット生命保険会社副社長の
岩瀬大輔さんにもお越しいただき、
おかげさまで盛会となりました。

次回は大学院が夏休みとなるあたりで
第3回「MBAと、キャリア」というテーマで開催したいと思います。 







怒涛の1週間(4/23)

4/23(土) 初ゼミ

いよいよの初ゼミの日でした。
夜間主MBAのゼミは土曜2限に集中しています。

この日は、2限開始前の1時間ほどを利用して
ゼミのM2の先輩方から履修科目についてのアドバイス会がありました。
ありがとうございます。

土曜第1週目の受講科目は以下の通り。


人材・組織マネジメント演習(ゼミ) 夜間主/土曜2限

ゼミの顔合わせは既に3/5(土)にあったのですが、
いよいよこの日をもって本格的なゼミ開始。

本ゼミは「杉浦正和先生」「大滝令嗣先生」の2名体制という
なんとも贅沢な構成で進行していきます。

杉浦正和先生

大滝令嗣先生

なお、この日のゼミでは
大滝先生よりM1の10名に「アジアのウォッチャー」として、
アジア各国が担当として割り振られました。

僕は中国担当。中国の動きを絶えずウォッチして
最近、中国の◯◯ってどんな感じ?と
先生に聞かれたら答えられるようにしておく、と。

他には、韓国(北含む)・シンガポール・インドネシア・
ベトナム・タイ・ミャンマー・インド・スリランカなど。
中国広いですね。

ちなみに、春学期(前期のこと)は3限は休みにして
ゼミなどの復習時間に充てたいと思います。


ビジネスモデル研究 夜間主土曜6限

経営戦略系の根来(ねごろ)先生の授業です。

根来龍之先生

WBSのディレクターもお務めの根来先生の授業。
教室は満杯で「この科目は本当に厳しいけどいいの〜?」と
受講人数の最適化を測るべく、朗らかに脅しをかけてらっしゃいました。

「例えばコレくらいのアウトプットを求めるよ」と、過去の発表例として
トータル70枚に及ぶパワポ資料を公開されたことなどもあり、
ある一定の効果は見られたようです。

授業以外にも「授業発表のためのグループ打ち合わせ」などもあり、
けっこうパワーがかかる科目ですが、なんとか付いていこうと思います。



ゼミ懇親会

上記の6限終了後に駆けつけました。
(ゼミの多くのメンバーは6限を受講していない為、早くから開催していた)

その後、場所を変えて終電間際まで盛り上がり、
各論はここでは書きませんが
M1メンバーのまだ見ていなかった側面などを垣間見ることをでき、
なんとも楽しい懇親会になりました。

怒涛の1週間(4/22)

4/22(金)授業開始

いよいよ、いよいよの授業開始。
履修申請はGW明けにあり、第1週目は気になる授業に参加してみて
教授より「授業計画」や「授業で取り扱う内容」などを聞いた上で
履修するかどうかを決めるという位置づけのようです。

本日参加したのは以下の科目でした。


組織心理学 全日制/金曜4限

西條剛央先生の科目。
東北ご出身の西條先生は「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の発起人で、
先日まで被災地に赴かれており、生のお話を聞かせていただきました。

ふんばろう東日本支援プロジェクト

西條先生ツイッター

この授業では、以下のようなテーマも取り扱うとのことで、
なんとも興味深いです。

「心にかけられた呪いを解く/なぜ分かっているのに理不尽な行動を繰返すのか?」
「嫉妬の心理学/組織における嫉妬の構造と対策」
「運の心理学/運をどのように捉えればよいか?」
「男性性と女性性/良いマネジメントをするためのバランスの取り方」
「対立の乗り越え方/敵対心をどのようにすれば取り除けるのか?」
「ゲーム分析と脚本分析/対人関係の癖と自分の人生脚本を理解する」
「組織を硬直化させないための心理学」
「異職種間の建設的な連携のための考え方/構造構成主義」


なお、金曜は夜間の科目は少なく
4限終了後は以下に参加して、バタバタした週末でした。


キャリアセンター主催のパネルディスカッション

パネラー/津田大介さん、神田敏晶さん
当日の様子はコチラ http://togetter.com/li/127599


フライデーナイトマラソン@国立競技場

12人で12時間(19時〜翌7時)、1周1.4kmを走り繋ぐイベント。
翌日がゼミだったこともあり、前半にたくさん(11kmほど)走らせてもらって
終電に間に合うタイミングで失礼させていただきました。

怒涛の1週間(4/21)

4/21(木)のオリエンテーションに始まり、そろそろ1週間が経過。
怒涛の日々でした。

4/21(木)
オリエンテーション

19:00より夜間主MBA・MOT全員が集められてのオリエンテーションでした。

本来であれば、4/2(土)午前に入学式を行い
オリエンテーションはその午後に予定されていたのですが、
入学式自体が震災の影響で中止となったため、この日に。

大きめの教室にMBAプログラム60名+MOTプログラム43名が
一堂に会し、学務・商学研究所長・教授より説明がありました。

・心構え、社会人大学院生として学ぶことの意義
・履修申請について
・その他、PC利用など事務的な諸連絡



4/21(木)
WBSオール新入生懇親会

夜間主コースのオリエンテーション終了後、
オール新入生(全日制MBA+夜間主MBA+夜間主MOT)合同で
懇親会を行いました。

MBA全日制には当日告知だったにもかかわらず
総勢117名の参加があり、サイゼリア大混雑。
幹事の一人としてなんとも嬉しい悲鳴でした。

2011/04/16

学生証・シラバス・生協の申込書

 
本来であれば入学式(中止になった)のあとの
オリエンテーションで受け取るはずだった書類一式を、
商学研究科の事務まで受け取りに行ってきました。

ついにもらえました「学生証」。僕が学部生(筑波大学)だった頃は
ラミネート加工された紙だったのですが、最近はカードなんですよね。


ほかにも「シラバス(相変わらず分厚い)」「時間割」「ロッカーの鍵」
「名簿」「生協の加入申込書」など。学生になった気分がグッと高まりました。





2011/04/04

アントレプレナー・ワークショップ

 
MBAnoWaさん主催の
アントレプレナー・ワークショップに参加させていただきました。

本日は僕と、もう1名の方が
自分の考えてきたプランを発表20分+質疑応答25分。

ゲスト審査員は三菱商事の方と、税理士法人ふじはらの方で
ありがたいFBなどをいただきました。

事前にも何人かの方に見ていただいて意見を伺っていたので、
おかげさまで、プランに対する評価は上々。
(リップサービスもあるでしょうが)

■頭でっかちのベンチャーにありがちな市場分析などなく、
(自分たちのリーチできない数字を並べてもしょうががない)
 自分がどんな人物で?どのような理由・想いで?
 誰にどんな価値を提供したいのか?が明確でイイ。

■純粋にサービスが面白そう。

■ベンチャーの「自分たちでビジネスプロセス全部できます」は
 VCには信じられない(提携しないと信じてくれない)ので、
 自分たちに足りない部分はどこで?
 強みを発揮できない部分はどことタッグを組むのか?
 その際のwin-winポイントは? をさらに明確にすべし。

■WEBマーケ(バイラル)が難しそう。←もともと認識済み

■あとは、実際の審査の際には
 経営者としての基本的な常識(会計ルールなど)も見られる。

・・・とのことでした。


今回の発表は第1回目で、次回は5/29(日)。
プランをより明確にして臨みたいと思います。
  

2011/04/02

2011年度WBS自主入学式

本来であれば本日はWBS入学式の予定でしたが、
震災の影響で中止に。

そこで「中止になっても自分たちでつくりあげればいいじゃない!」ということで
自主入学式(大隈講堂前で記念撮影&戸山公園で花見)を行いました。

■記念写真



急な呼びかけだったのですが、16人も集まりました。
講堂前でワイワイ騒ぐ謎の集団が、集合写真+個人写真を撮影すること30分。

フォトアルバムはコチラ
http://on.fb.me/g8h44S


■花見


戸山公園に移動して、自粛せず花見。
1人3分ほどで自己紹介&入学に際しての決意表明。

フォトアルバムはコチラ
http://on.fb.me/idUdZy

入れ替わり立ち代わりで、総勢22名。
みなさん、おつかれさまでした。

2年間、頑張っていきましょう。

2011/04/01

大学院生になりました

  
いろいろあった2010年度も終わり、 
遂にやってきました2011年度。 

本日から社会人になる方、 新しい道へ進まれる方、 新たな職務に挑戦される方、 
色々な人がいるかと思いますが、 私も本日をもちまして 
早稲田大学大学院 商学研究科 専門職学位課程 
ビジネス専攻 夜間主MBAプログラムに入学となります。 

これより2年間は、清濁併せ呑み 
1:デスクワーク 
2:フィールドワーク 
3:ネットワーク 
より、 多くのことを学びまくろうと思っています。 


今年は震災の影響で、
入学前のイントロ合宿や入学式が中止になったり、 
授業開始が延期になったりと、
正直まだ入学した実感は湧いてきていませんが 
暦の上では紛れもなく学問の徒。 

何卒よろしくお願い致します。 

 

2011/03/16

すべての学ぶ人へ。

 
卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。(校長メッセージ)

2011.03.16
学校からのお知らせ 

卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。

諸君らの研鑽の結果が、卒業の時を迎えた。その努力に、本校教職員を代表して心より祝意を述べる。また、今日までの諸君らを支えてくれた多くの人々に、生徒諸君とともに感謝を申し上げる。とりわけ、強く、大きく、本校の教育を支えてくれた保護者の皆さんに、祝意を申し上げるとともに、心からの御礼を申し上げたい。

未来に向かう晴れやかなこの時に、諸君に向かって小さなメッセージを残しておきたい。

このメッセージに、2週間前、「時に海を見よ」題し、配布予定の学校便りにも掲載した。その時私の脳裏に浮かんだ海は、真っ青な大海原であった。しかし、今、私の目に浮かぶのは、津波になって荒れ狂い、濁流と化し、数多の人命を奪い、憎んでも憎みきれない憎悪と嫌悪の海である。これから述べることは、あまりに甘く現実と離れた浪漫的まやかしに思えるかもしれない。私は躊躇した。しかし、私は今繰り広げられる悲惨な現実を前にして、どうしても以下のことを述べておきたいと思う。私はこのささやかなメッセージを続けることにした。

諸君らのほとんどは、大学に進学する。大学で学ぶとは、又、大学の場にあって、諸君がその時を得るということはいかなることか。大学に行くことは、他の道を行くことといかなる相違があるのか。大学での青春とは、如何なることなのか。

大学に行くことは学ぶためであるという。そうか。学ぶことは一生のことである。いかなる状況にあっても、学ぶことに終わりはない。一生涯辞書を引き続けろ。新たなる知識を常に学べ。知ることに終わりはなく、知識に不動なるものはない。

大学だけが学ぶところではない。日本では、大学進学率は極めて高い水準にあるかもしれない。しかし、地球全体の視野で考えるならば、大学に行くものはまだ少数である。大学は、学ぶために行くと広言することの背後には、学ぶことに特権意識を持つ者の驕りがあるといってもいい。

多くの友人を得るために、大学に行くと云う者がいる。そうか。友人を得るためなら、このまま社会人になることのほうが近道かもしれない。どの社会にあろうとも、よき友人はできる。大学で得る友人が、すぐれたものであるなどといった保証はどこにもない。そんな思い上がりは捨てるべきだ。

楽しむために大学に行くという者がいる。エンジョイするために大学に行くと高言する者がいる。これほど鼻持ちならない言葉もない。ふざけるな。今この現実の前に真摯であれ。

君らを待つ大学での時間とは、いかなる時間なのか。


学ぶことでも、友人を得ることでも、楽しむためでもないとしたら、何のために大学に行くのか。誤解を恐れずに、あえて、象徴的に云おう。

大学に行くとは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。


言葉を変えるならば、「立ち止まる自由」を得るためでなないかと思う。現実を直視する自由だと言い換えてもいい。

中学・高校時代。君らに時間を制御する自由はなかった。遅刻・欠席は学校という名の下で管理された。又、それは保護者の下で管理されていた。諸君は管理されていたのだ。

大学を出て、就職したとしても、その構図は変わりない。無断欠席など、会社で許されるはずがない。高校時代も、又会社に勤めても時間を管理するのは、自分ではなく他者なのだ。それは、家庭を持っても変わらない。愛する人を持っても、それは変わらない。愛する人は、愛している人の時間を管理する。

大学という青春の時間は、時間を自分が管理できる煌めきの時なのだ。

池袋行きの電車に乗ったとしよう。諸君の脳裏に波の音が聞こえた時、君は途中下車して海に行けるのだ。高校時代、そんなことは許されていない。働いてもそんなことは出来ない。家庭を持ってもそんなことは出来ない。

「今日ひとりで海を見てきたよ。」
そんなことを私は妻や子供の前で言えない。大学での友人ならば、黙って頷いてくれるに違いない。

悲惨な現実を前にしても云おう。波の音は、さざ波のような調べでないかもしれない。荒れ狂う鉛色の波の音かもしれない。

時に、孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。自分の夢が何であるか。海に向かって問え。青春とは、孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。大学に行くということの豊潤さを、自由の時に変えるのだ。自己が管理する時間を、ダイナミックに手中におさめよ。流れに任せて、時間の空費にうつつを抜かすな。

いかなる困難に出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。
いかに悲しみの涙の淵に沈もうとも、それを直視することの他に我々にすべはない。
海を見つめ。大海に出よ。嵐にたけり狂っていても海に出よ。

真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。一途な男になれ。貧しさを恐れるな。男たちよ。船出の時が来たのだ。思い出に沈殿するな。未来に向かえ。別れのカウントダウンが始まった。忘れようとしても忘れえぬであろう大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。

鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白の帆を上げる時なのだ。愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。

教職員一同とともに、諸君等のために真理への船出に高らかに銅鑼を鳴らそう。

「真理はあなたたちを自由にする」
(Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ ヘー アレーテイア エレウテローセイ ヒュマース)
ヨハネによる福音書8:32


一言付言する。

歴史上かってない惨状が今も日本列島の多くの地域に存在する。あまりに痛ましい状況である。祝意を避けるべきではないかという意見もあろう。だが私は、今この時だからこそ、諸君を未来に送り出したいとも思う。

惨状を目の当たりにして、私は思う。自然とは何か。自然との共存とは何か。文明の進歩とは何か。原子力発電所の事故には、科学の進歩とは、何かを痛烈に思う。原子力発電所の危険が叫ばれたとき、私がいかなる行動をしたか、悔恨の思いも浮かぶ。

救援隊も続々被災地に行っている。いち早く、中国・韓国の隣人がやってきた。アメリカ軍は三陸沖に空母を派遣し、ヘリポートの基地を提供し、ロシアは天然ガスの供給を提示した。窮状を抱えたニュージーランドからも支援が来た。世界の各国から多くの救援が来ている。地球人とはなにか。地球上に共に生きるということは何か。そのことを考える。

泥の海から、救い出された赤子を抱き、立ち尽くす母の姿があった。行方不明の母を呼び、泣き叫ぶ少女の姿がテレビに映る。家族のために生きようとしたと語る父の姿もテレビにあった。今この時こそ親子の絆とは何か。命とは何かを直視して問うべきなのだ。

今ここで高校を卒業できることの重みを深く共に考えよう。そして、被災地にあって、命そのものに対峙して、生きることに懸命の力を振り絞る友人たちのために、声を上げよう。共に共にいまここに私たちがいることを。

被災された多くの方々に心からの哀悼の意を表するととともに、この悲しみを胸に我々は新たなる旅立ちを誓っていきたい。

巣立ちゆく立教の若き健児よ。日本復興の先兵となれ。

本校校舎玄関前に、震災にあった人々へのための義捐金の箱を設けた。(3月31日10時からに予定されているチャペルでの卒業礼拝でも献金をお願いする)

被災者の人々への援助をお願いしたい。もとより、ささやかな一助足らんとするものであるが、悲しみを希望に変える今日という日を忘れぬためである。卒業生一同として、被災地に送らせていただきたい。

梅花春雨に涙す2011年弥生15日。

立教新座中学・高等学校
校長 渡辺憲司

2011/03/10

UTMF(90kmの部)

5/21(土)〜22(日)で、これに出場します。

ウルトラトレイル・マウントフジ
http://www.ultratrailmf.com/

富士山麓の山道90km26時間以内で走りましょう!という
なんともサディスティックなイベントですが、
これを乗り越えればフルマラソンがラクに感じるはず。


それにしても、
さすがに過酷なレースだけあって注意事項がすごいですね。


↓  ↓  ↓

■装備必携品

・携帯電話(大会事務局の電話番号を登録し、番号非通知にせず十分に充電すること
・個人用のカップもしくはタンブラー(150cc以上)、ビンは不可。
最低1リットルの水
・ライト2個(動作確認済)、および予備電池
・サバイバルブランケット
ホイッスル
・粘着テープ(包帯、ストラップになるもの。80センチ×3センチ以上)
・携帯食料
・レインウェア(山岳の悪天候に対応できるもの)
・ランニングパンツ又はレギンズ(膝丈より長いもの)
・帽子又はバンダナ
熊鈴
・保険証又はそのコピー


■強く勧める携帯品

・手袋、帽子、防寒着は悪天候の予報があるときには不可欠
・最低減の現金(予期できない状況のときのために) 


■勧められる携帯品

・着替え、地図、コンパス、ナイフ、日焼け止め、ワセリン、針と糸

登山道へのインパクトを軽減する為、ストックには必ずキャップを装着し、
使用禁止区間で使用してはならない。


…なぜ必要になるのか理解できていないアイテムもありますが、
気を引き締めてがんばろうと思います。
 

2011/03/01

東京マラソン2012でサブフォーを目指す

ということで、決心です。 


東京マラソン2011では、先日の日記にあるように 
おかげさまで目標「4時間半以内」を達成しました。 

レース展開・結果とも悔いが残らなかったので 
来年の出場はどうしようか?と思っていましたが、 
目標を「4時間以内」とし、僕は来年の東京マラソンに参加します。 
(抽選で外れたら、チャリティーで申し込みます) 

今回は本番に向けて11月から12kgの減量をしたわけですが、 
今後「体重維持」「筋肉量増加」「適正な体脂肪」を実現させる上で 
怠け者な僕にとっては危機をつくる必要があるな、と。 


つきましては、以下の5つの行動をしていこうかと。 

からだづくり
ジム(エスフォルタ池袋)に通って、体をつくりにいきます。 
必要であれば、苦手な腹筋もやります。 


場数づくり
東京マラソン2012までに、2回ほどフルを経験しておきたい。 
夏に「北海道」、秋~冬に「湘南国際orつくばor大阪orホノルル」? 
その中で各種アイテム(シューズ・ウェアなど)も試していきたいです。 

知恵づくり
何か講習会とかに出ようかな?ジムで教えてもらえるかな? 
正しいフォームや、トレーニング法とか知りたい。 

度胸づくり
「あの時に比べればマシ」というキツイ経験は財産になるので 
5月にマウントフジ・ウルトラトレイル(90kmの部)に参戦決定。 

仲間づくり
大事。ひとりで練習ランするのは寂しいし(怠けるし)。 
ムードの盛り上げ効果アリ。 


あくまでも目的は「健康」なので、
あまり無理をしすぎないように、がんばります。
  

2011/02/28

東京マラソン2011完走

まったくのプライベート日記です。
東京マラソン2011に出場&完走しました。 

応援ツイートなどしていただいたみなさん、 
ボランティアのみなさん、ありがとうございました。 
以下、長くなりますが感想などを述べていきます。 


結果 

前日にmixi日記で書いたとおり、目標タイムは「4時間30分以内」。 
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1680362624&owner_id=81805 

結果「4時間29分55秒」で、ギリギリ達成できました!
よく頑張りました(じつに危ないところでしたね) 。

自分のスタートライン通過時刻を走っているうちに忘れてしまったので 
正直2.3分オーバーしてしまったものだと勘違いしていたのですが、 
ゴール後に携帯からタイムを確認して、ガッツポーズでした! 


タイム 

東京マラソンではシューズに計測チップを取り付けて、5kmごとにタイムが出ます。 
(モバイルサイトからゼッケン番号を入力すると即座に分かります) 

以下、タイムです。
昨年が5時間11分だったので、大幅に自己ベスト更新です。 
昨年 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1425505330&owner_id=81805 

00-05km 累計0:32:29 区間0:32:29 
05-10km 累計1:03:07 区間0:30:38 
10-15km 累計1:34:36 区間0:31:29 
15-20km 累計2:05:53 区間0:31:17 
20-25km 累計2:37:17 区間0:31:24 
25-30km 累計3:10:30 区間0:33:13 
30-35km 累計3:42:55 区間0:32:25 
35-40km 累計4:15:23 区間0:32:28 
40-Finish 累計4:29:55 区間0:14:32 


ご覧の通り、各区間とも5kmごとで30~33分台と安定しており、
30km時点で途端にガタがきた昨年(32~44分台)とは大違いでした。 





要因 

今回のベスト更新ですが、要因は大きく以下の3つかと思います。 
1:コースコンディション改善 
2:昨年走った経験 
3:彼女の応援 


1:コースコンディション改善 

昨年はけっこう本格的な雨(後半晴れた)でしたので、寒すぎでした。 
ウェアも肌にピッタリまとわりつき、しんどかったです。 
一方、今年は晴れ&4月上旬の気温&風ナシで走りやすかったです 
たぶん日焼けしました。 


2:昨年走った経験 

大きかったです。ペース配分を間違うこともなく、 
自身の体の変化(足裏・ひざ・腰の痛み)とも上手く付き合うことができ、 
意外と終盤の有明エリアに入ってからが長いことも知っていて、 
終盤の4つの上りにも動じることなく、平常心で足を進めることができました。 
ペース配分できたので、昨年は途切れたツイッターも最後までできました。 


3:彼女の応援 

レース前は新宿駅まで同行、 
レース中は沿道で応援(皇居10km地点・銀座21km地点・銀座34km地点) 
レース後はビッグサイトで合流&帰宅。 
心強い応援をもらいました。 


感動 

昨年はゴール直後に泣きましたが、今年は笑いました。 
(目標タイムに対して、かなりギリギリ達成できたことが分かったので) 

それよりも、録画しておいた東京マラソンの番組を観ているのですが、 
日本人トップでゴールした市民ランナーの川内選手の走りを見て感動中。 


実業団に所属せず、普段は定時制高校の教師として自身で地道に練習。 
「強豪に入れなかった人は、自分の姿を見て欲しい」と。泣けます。 
今日の結果で世界陸上出場内定となったので、ぜひ応援したいです。 


来年 

参加するかどうか?は、しばらく考えてみようと思います。 
昨年は後半ボロボロだったのでリベンジに燃えていた部分もあるのですが、 
今年は特に悔いが残っていないので。 

さて、お次は5月の「ULTRA-TRAIL Mt.FUJI(90kmの部)」だ! 
http://www.ultratrailmf.com/

2011/02/13

MBA no WA アントレワークショップ

本日は「MBA no WA」さんの活動にお邪魔してきました。
http://mba-no-wa.com/

先日参加させていただいたJapan MBA Forumさんが
国内MBAスクール生による運営なのに対して
MBAnoWAさんは海外スクールの方が中心でした。
(と言うか、国内は僕だけでした。アウェイほど成長できるものです)

で、今回のテーマは「アントレワークショップ」。

集まったのは10人くらい。
自己紹介の中で各人の考えた企画を発表していき、
事務局から今後の説明がありました。

自分の考えたビジネスプランに対して、
今後、経営者やVCや戦略コンサルからFBもらえたりするのはなんとも楽しそう。

ちなみに僕が発表したのは
「コンプレックス解消! 脱ヲタファッションの会員制月額課金通販」
とりあえず笑ってもらえて良かったです(←それでいいのか?)


 

2011/02/06

Japan MBA Forum

MBAのネットワーク組織にはいくつかあって、そのうちの一つである
Japan MBA Forum
http://www.mbamedia.net/
ミーティングに参加させていただきました。


自分自身でも
MBA-C(エムビーエー・ハイフン・シー)
http://www.mba-c.net/
という交流組織をつくろうと思っていますが、
既存のネットワークに所属することと
自分自身で立ち上げることは背反するわけではなく、
むしろお互いの組織にとって相乗効果が生まれればいいかと考えています。
(MBA-Cもいい組織にしていきたいと思います)

なお「すでに交流組織があるから、そちらに統合すればいいんじゃない?」
というご意見もいただきます。

たしかに、すでに供給過剰であればごもっともですし、
既存組織のイベントで全てMBA関係者のニーズを吸収できていれば、その通りです。

ただ
1:自分自身では、まだそれを実感していないというのと、
2:自分自身でネットワークを構築していくこと・ネットワークの中心にいることで
交流面において多くのメリットが得られることは、
今までの自分自身の活動の中で実感してきていますので、
既存組織で手の届いていないことを手掛けていければと考えています。

興味をお持ちいただいた方は、
「Japan MBA Forum」「MBA-C」
それぞれの活動にご参加いただければ幸いです。

2011/02/01

村上式シンプル英語勉強法




■著者

村上憲郎(むらかみのりお)さん。米グーグル副社長 兼 日本法人社長。
京大工学部を卒業後、日立電子に入社し、31歳の外資転職を契機に英語学習を始めた。


■ターゲット

1.英語できなくてもどうにかなるんじゃないかな?と考えているビジネスマン
→目を覚ますという点で効果的

2.今までの英語学習法で効果を実感できていない人、違和感がある人
→新しく試してみる価値アリ


■主旨・内容

村上さんが31歳から実践した英語学習法を伝授しています。

コツは「英語を読む/単語を覚える/英語を聴く/英語を書く/英語を話す」の5つを
それぞれ「徹底的に」「一気呵成に」やること。

頭で考えて(一度日本語に変換して)のコミュニケーションでなく、
「英語を英語として」「体得」するにはどうすればいいのか?を述べています。


■読みやすさ・お手軽度

約150ページとてもお手軽。すぐ読み終わります。
ページ数の割には1500円という価格ですが、
本の価値はページ数に比例するものではないのでOK。
Amazonで中古が大量にあるようなので、古本屋で買うも良し。


■感想

多くの英語学習本が「勉強の仕方」を伝えているのに対し、
この本は伝えているのは「体得の仕方」ですね。

英語を一旦日本語変換するのではなく、英語を英語として理解し、
日本語と同様に反応できるようにするというスタンスです。

おすすめポイントは「ここは出来なくてもイイ」と断言している点が
幾つかあること。
-日本人には英作文なんて出来ないから「英借文」する(英文フォーマットの流用)
-100%正確な英語なんて目指さなくてもイイ(そうでないと先に進めない)

かと言って、決して楽な方法を伝授しているわけではなく、
むしろシンプルでストイックなあたりが、
自分の性格には合っているかも?と感じました。

とりあえず高額な英会話スクールに通う前に
この方法で試してみることにしました。

読書ログをつけよう

今日から読書ログをつけていきたいと思います。

項目は以下の5つ。

■著者(誰が?)
誰?どんな経歴の人?

■ターゲット(誰に?)
誰をターゲットにして書いている?誰にオススメ?

■主旨・内容(何を?)
要はこういうことが書いてありました。

■読みやすさ・お手軽度(どれくらい?どのように?)
負荷はどれくらい?スラスラ読める?じっくり腰を据えて読む?

■感想(結果は?評価は?捉え方は?)
僕が読んだ上での感想(ある場合)。

という感じで。

これまた三日坊主にならないように頑張ります。

2011/01/31

交流加速装置「MBA-C」


同じMBAスクール生の内部だけで交流するのはもったいないと考え、
このような交流ネットワーク組織を設立準備中です。

MBA-C(エムビーエー・ハイフン・シー)
http://www.mba-c.net/

3月の「MBAスクール 大交流会」でメンバー募集&お披露目できればと思います。

2011/01/26

3/6 MBAスクール大交流会

 
出会いは自ら獲得しに行かねば!
ということで、3月に「MBAスクール大交流会」を開催します。


↓詳細はコチラ↓



参加対象は以下に該当する方々です。
ぜひご参加ください。


■この春にMBAスクールに入学予定の方
■MBAスクールに在籍中の方
■MBAホルダー(スクールOB/OG)の方
※MOT、MBA(会計専門職)の方も含みます。


参加表明の〆切は2/15(火)までです。
お近くに上記該当の方がいらっしゃいましたら
お伝えいただければ幸いです。


さて、会場を探さねば。


 

2011/01/19

推薦課題図書(明治MBA編)

前回の立教MBAに続き、今回は明治MBAから案内があった推薦課題図書のご紹介です。
(これまた封書にて一覧が届きました。Amazonへのリンク付きメールで欲しいです)


◯ファイナンス・リアルエステート領域

1.金融工学とは何かを知りたい人へ

  


2.インベストメント(投資)を学ぶための準備として

   


3.派生証券やリスクを学ぶための準備として

  


4.ファイナンスを勉強したいが数学に不安がある人へ

   


5.コーポレートファイナンス

    

 


6.不動産・リアルオプションを学ぶ準備として

    

    


◯グローバル複合領域
   

    


◯マーケティング領域
    

   


◯アカウンティング領域
   

   

  


◯マネジメント領域
   

多いですね。